My favorite things in Singapore(その1)

tabino_konomi2010-03-01

 ああ、また新しいカテゴリを作ってしまった……。この、「このごろのコノミ」っていうのは、私が旅先であったことや買ったものなど、いわゆる旅そのものとはあまり関係ないけれども、残しておきたい旅先のちょっとしたネタ?的なものです。このブログで主としている旅のノウハウとは離れるので、新しいカテゴリにしてみました。
 一応ですね、私も女子(?)なので、航空券がどーとかっていう話だけでなく、こういうネタも大好きなんですが、これまでなかなか書く機会がなかったので、今後はこういう話も書いていきたいと思います。そしてこれが昨年から書きたいなーと思ってたネタでもあります。最初は台湾の話を書いていたのですが、実は、台湾はあまりにもいろいろありすぎて、現状はまとまらなくなっています。機会を見て紹介したいと思うのですが、自分の中で消化するのが難しくなるほど思い入れが強すぎるので、ちょっと客観的に見られるようになるまでもう少しおいて置きたいと。そんなわけで、比較的さらっと流せる*1シンガポールの話を少し。

期待以上!のマンダリン オリエンタル

 さて、先日のシンガポールでは、1月に泊まったセントレジス シンガポールコンラッド・センテニアル・シンガポール・ホテルに続き、私的ラグジュアリーシリーズ(なんじゃそりゃ?)のシンガポール編として、マンダリン オリエンタル シンガポールに泊まりました。実は、マンダリン オリエンタルのプロパティに泊まるのは初めての経験だったで、この滞在をとても楽しみにしていました。
 もちろん私はしがないサラリーマンwwなので、一番安いお部屋を普通に予約したのですが、チェックイン時にまる子のカードを出すと……なんと4ランクもカテゴリがアップグレードし、「おお、これがまる子の威力なのか!」と感心しきり。次のカテゴリにアップグレードするぐらいならこれまでにもありましたが*2、まさか4ランクもアップするとは……。もともと予約したのは「Deluxe」という一番お安いお部屋だったのですが、チェックイン後に通されたのは、「Mandarin Grand」というお部屋で、相変わらず「でか!(と英語でw)」と言ってしまいました(ほんとうに貧乏人ですね、とほほ)。

 マンダリン オリエンタル シンガポールがオープンしたのは1985年で、その当時は「オリエンタル」という名前でした(オリエンタルホテルグループ)。その後、香港のマンダリンホテルグループと合併し、ホテルの名前も「マンダリン オリエンタル」と変わりました。2005年に全面的なリノベーションを経て現在に至ります。
 ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、マンダリン オリエンタル シンガポールというのは、とてもおもしろい作りをしています。もし、訪れることがあったらぜひ見ていただきたいのが裏側です。正面から見ると普通の長方形のビルに見えるのですが、裏側に回ると扇が組み合わさったような不思議な形をしていることが分かると思います。このプロパティを開発したのは、米国のJohn Portman & Associatesという会社らしいのですが、どうやらマンダリン オリエンタルだけでなくこの一帯を手がけたようです。こちらから裏側が見られます(左側の建物)。
 この扇が組み合わさった部分に配置される部屋は、すべての部屋がマリーナ側とはならならないので、シティを向くものが多いようですが、その代わりに少し広い部屋が配置されているようで、私が泊まった「Mandarin Grand」もこの扇型の部分に位置し、眺望はシティでした。


Mandarin Grandのお部屋(マンダリンオリエンタルのホームページからお借りしています)

滞在先でのお悩み相談はホテルコンシェルジュに!

 これまで、あまりホテルにいるコンシェルジュの機能というのが良く分かってなかったのですが、最近はホテルに滞在中に何かやってほしいことがある際、コンシェルジュにそれを頼むとストレスが減るのだなぁということが分かってきたような気がします。よく、ガイドブックなんかに、「何か頼みごとがある場合はコンシェルジュに聞いてみると良い」的なことが書いてあるんですが、みなさん、コンシェルジュ活用してます? 私個人としては、突然何かを人にお願いするのってなんとなく気が引けてしまうので(私だけですかね??)、近場のレストランを聞くぐらいはしたことがありますが、この年まで何かをお願いしたことはありませんでした。
 今回の滞在では、航空券の日時を変更する必要があったのですが、シンガポールの英語はしゃべる人によっては大変聞き取りにくいので、自分で電話するのはイヤだなーと思い*3今回はこれをお願いしてみました。ただ、お願いしたのが日曜日だったので「もしかすると、最悪のケースとしてオフィスが開いてないかも……」と。しかし、「とにかく、よろしくなんですわ〜」と半ば押し付け気味にお願いすると「わかりました」と引き受けてくれました。その後私が外出してしまったところ、どうやら変更が可能だったようで、帰宅すると部屋にはパーソナルメッセージがコンシェルジュから届いており、その変更内容もきちんと私宛に航空会社からメールで送られてきていました。なるほど、コンシェルジュに頼めることは頼むといらないストレスがたまらないなぁと思った次第。これからも積極的にちょっと自分でやるのが面倒なことをお願いしてみたいと思います。そのためのコンシェルジュだもんね! これ以外にも他のホテルでライブのチケット手配などをコンシェルジュに頼んだこともありますが、手配できなかったとしても、どうすればよいのかなどのアドバイスもきちんとしてくれ、とても安心感がありました。
 最後にうれしかったのが、チェックアウトをする際に、そのコンシェルジュがカウンターに立っており、私を見かけると「○月○日に航空券を変更されてましたが、その日にシンガポールに滞在されるならまたこのホテルにぜひ泊まってください」と声をかけてくれたこと。機会があればその日にぜひ泊まりたいと思っています。

 というわけで、ちょっと長くなってきたので残りは明日にでも。続きの話では、シンガポールで買ったものを紹介します。旅先ではほとんど「ショッピング」らしいお買い物というのはしないのですが、プラプラしているときに目について、どうしてもほしいなぁと思ったり、きっとこれを渡したら喜んでくれるだろうなぁという方に贈りたいと思ったものは少し買ったりします。で、帰国してからやっぱり買ってよかっただとか、お渡ししたら喜ばれたものという超私的視点から紹介になるので、このブログを気に入って見てくださってる方も気に入ってもらえればうれしいと思います。

では、また〜!

*1:いや、好きですよ、シンガポールもw

*2:なぜか最安値のお部屋から、どーんとスイートっていう、ある意味恐ろしいことも何度かありましたけどww

*3:前回シンガポールで航空券の変更を電話でしたときの相手の英語があまりにも聞き取りにくく会話が止まってしまうため、相手は何か言うたびに私に"Can you hear me?" と聞き、私はそれに対して"Yes, I can hear you."と返事をしながら電話を続けるという最悪かつ、ぐったり疲れるやりとりがあったのでしたw