こんな週末海外旅行はいかが？（番外編その2）
今回の香港旅行は予算の関係もあって知人と出かけたのですが、普段1人でグダグダ旅行をしているだらしない旅人な私にとっては、人に気を遣うということを学ぶよい機会でもありました。とは言うものの、相変わらずグダグダとしてしまい、ホテルではもちろんゴロゴロ寝てました。そんな私に付き合ってくれた知人はまるで神に見えましたが（笑）。
ちょっぴりお得！ANAの中国線
さて、マイレージラバーな人であれば、この旅行でどれだけマイルが貯まるかということが気になるところでしょう。まずは、フライトマイルから計算してみましょう。スーパーエコ割（Web）のブッキング（予約）クラスを確認します。スーパーエコ割は、座席の残数によって3つのタイプに分かれています。
・Aタイプ（座席残少）
・Bタイプ（AタイプとCタイプの中間）
・Cタイプ（座席残多）
このタイプ別に、異なるブッキングクラスが付けられています。
・Aタイプ→ブッキングクラスH
・Bタイプ→ブッキングクラスW
・Cタイプ→ブッキングクラスL
どのブッキングクラスであっても、スーパーエコ割で獲得できるフライトマイルは区間基本マイレージの70％です。だったら、一番運賃が安くなるCタイプ（ブッキングクラスL）がお得であるといえますね。それでは、早速マイレージを計算してみましょう。
1823（区間基本マイレージ）マイル×70％（運賃倍率）＝1276×2（往復なので）＝2552マイル
さらに、EQMであるプレミアポイントも計算してみます。
1823（区間基本マイレージ）マイル×70％（運賃倍率）×1.5（路線倍率）＝1914×2（往復なので）＝3828プレミアムポイント
マイルとプレミアムポイントに差がでました。実はANAのプレミアムポイントは、国内線が2倍、中国線（台湾*1、香港含む）が1.5倍、それ以外の海外路線が1倍という路線倍率があります。他のスターアライアンスのフライトを使った場合にこの路線倍率は適用されず、マイルとプレミアムポイントは同数となることが多いです*2。つまり、ANAマイレージクラブ会員は台湾*3と香港を含むANAの中国線を使う場合、少しだけお得だと言えるのではないでしょうか。まあ、このあたりその航空券の値段そのものも比較の対象にしないと確実に「お得」とは言えないのですが、覚えておくとよいと思います。
ホテルマイルも同時に貯める
今回はアイランド シャングリ・ラ ホテル 香港に泊まったのですが、以前にここに書いたとおり、いわゆるホテルチェーンでは宿泊するとマイルが貯められるケースが多いです。シャングリ・ラ ホテル＆リゾーツグループでも、ホテルが対象としている航空会社のマイレージサービスに基本的に1滞在＝500マイル（ANAマイレージクラブの場合）を加算することができます。また、選択する料金によっては、ダブルマイル（1000マイル）、トリプルマイル（1500マイル）をゲットできます。
それと、シャングリ・ラ ホテル＆リゾーツグループに規定の料金で1泊すると、ホテルのメンバーシップである「ゴールデンサークル」に入会することができ、このメンバーになっておくと、次回から本人の朝食が半額、同伴者の朝食が無料、エグゼクティブスイートルームへのアップグレードがお得な料金でできるようになるなど、さまざまな特典が受けられるようになります。この特典は入会した次の宿泊時から有効になるものなので、利用した際には、ぜひ入会しておくとよいでしょう。ただし、このメンバーシップは入会後一暦年中（1月1日〜12月31日）にシャングリ・ラ ホテル＆リゾーツグループに最低1泊しないと、翌年からはメンバーから外されてしまうので注意が必要です。また、メンバーのランクには3種類あり、クラシック（年間1泊以上）、エリート（年間2箇所、20泊以上）、エグゼクティブ（年間3箇所、60泊以上）に分かれているのですが、1泊しただけでメンバーになれる一番下のクラシックでもそれなりの恩恵が受けられるので、ホテルメンバーシップの中ではお勧めです。
ゴールデンサークルについてはこちら→http://www.shangri-la.com/jp/corporate/goldencircle
さて、長くなってしまったので今日はこのくらいで。次回は番外編その3（←番外編が多すぎだな……）として、スパについてご紹介します。私は日本では一度もスパに行ったことがなく、海外（アジア）デビューだったのですが（笑）、当初は色々と分からないことが多く、今でも戸惑うことがあります。でも、何度か訪れるうちに、「あーそうなんだ」と思うことも増えてきましたし、何より贅沢気分＋癒しが得られるので、毎度毎度どこかに行ってみることが多くなりました。あまり、参考にならないかもしれませんが、もし、海外旅行にせっかく行くのだからスパに行きたいけど、初めてだしちょっと不安……という方には、ちょっとお役にたてそうな話を書いてみたいと思います。
それではまた〜。
